言わなくてもいいことを言いたい

ジャニーズ初心者の備忘録。

私とジャニーズ。はじまり編

私がジャニーズの沼にはまったきっかけを。


元来、私は根っからのオタク気質だ。はまったらとことん。


ほんの2年前まで、私は完全なるバンド畑の人間だった。学生の頃から邦ロックが好きで生きがいはライブに行く事だった。地方に住んでいるが割と近県にたくさんライブハウスがある環境だったので少しでも好きなバンドであれば気軽に足を運んだ。多い時は月に4本。本当にバンドのことで頭がいっぱいだった。しかし、ここ数年少しずつ好きなバンドが減ってきていた。出す曲出す曲同じに聴こえてしまったり、バンド自体の方向性の変化についていけなくなったり。ライブに行けば楽しい事はわかっている。でも曲を聴く気にならない。曲を聴かないならライブに行っても…そんな感じで今でも大好きな数バンド以外への情熱が少しずつ、少しずつ薄れていっている、そんな時だった。


ある日突然、友達がHey!Say!JUMPの伊野尾慧くんに堕ちた。世は伊野尾革命突入間近。私自身も可愛い子だなとは思っていたが、まさかバンド好きの友達がジャニーズを好きになるなんて思ってもみなくてかなり驚いた。じわじわ、少しずつ少しずつ私も彼女の影響でジャニーズに、というかJUMPに詳しくなっていった。しかし、まだまだバンド至上主義。テレビで見るジャニーズタレントはかっこよくておもしろくて普通に好きだったけれど、正直心の中では「バンドが1番。私の気持ちをわかってくれるのはバンドの曲でありバンドマンだ。」そう信じて疑わなかった。


少しずつJUMPを知って行く中で、ある日その友人主催でよく遊んでいたメンバーでJUMPのDVD鑑賞会が行われた。可愛かった。とにかく可愛くてキラキラで素晴らしかった。第2回が開催されるまでに時間はかからなかった。でも、私は頑なに好きになったとは言わなかった。自分がジャニーズを好きになるなんてありえないと思っていたし、正直いい歳をして今更ジャニーズにはまりましたなんて言えないよな、なんて、そんなプライドが邪魔をしていた。今となってはなんだそりゃ、意味わからんわってな感じだけど、とにかく当時は自分とは縁のなさすぎる世界に飛び込むのが怖かった。


まぁ、そんな意地もあっさり覆される。JUMPのDEAR.を買ってみた。いや、もうその時点ではまってんだろって感じだけど、それでも認めていなかった。映像が見たいだけだし!CDショップ行ったら初回あったから買っただけだし!なんて言い訳。でもね、曲がいいの。とてもいいの。初めてしっかり曲だけを聴いてみて、その楽曲のクオリティの高さに驚いた。認めた。曲もいいならもうしかたがないね。そう、私はDEAR.の発売日、2016.07.27に晴れてジャニヲタへの確かな一歩を踏み出した。初めての担当は伊野尾慧くん。毎日JUMPを聴く日々が始まった。


きっと、すべてタイミング。執着していたバンドへの情熱が薄れてきて、でも楽しみが減るのには耐えられなくて。そんな時に与えられた甘くてキラキラなアイドルの世界。大袈裟な言い方だけれども、心の隙間にスッポリJUMPがはまったんだと思う。あの日から、担当は変わってしまったけれども毎日本当に楽しい。嬉しい楽しい幸せをたくさんもらっている。


これが私のジャニーズのはじまり。